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[ 科学技術・大学 ]
(2017/3/27 05:00)
大阪大学接合科学研究所の塚本雅裕准教授と島津製作所、日亜化学工業は、世界で初めて出力100ワット級高輝度青色半導体レーザーを開発した。青色半導体レーザーは金属に対する吸収率が高く、近赤外線半導体レーザーでは難しかった純銅も高効率かつ高品質に加工できる。
集光スポット径を100マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下に絞れ、溶接機や金属3Dプリンターにも用途が広がる。
日亜化学製の青色窒化ガリウム(GaN)系のレーザー素子を採用。島津製作所が多重合成技術で、コア径100マイクロメートルの1本のファイバーに集約した。これまでは同20ワットのファイバーを6本接続していた。
月内にも出力100ワットの青色半導体レーザーを搭載した溶接機の試作機を完成する。村谷機械製作所(金沢市)の協力で製作した。
青色半導体レーザーは波長が450ナノメートル(ナノは10億分の1)。近赤外光に比べて銅...
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(2017/3/27 05:00)
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