[ 機械 ]
(2017/6/16 05:00)
三菱重工業は15日、中国・上海市でゴミ焼却プラントを受注したと発表した。日量6000トンの処理能力を持つストーカー式焼却炉で、世界最大のプラントとなる。受注総額は約110億円。中国のエンジニアリング企業、杭州新世紀能源環保工程(HNC)とのコンソーシアムで受注した。2018年7月の納入完了を目指す。
上海市から同施設の建設運営事業を受託している現地企業を通じて受注した。同市東部に位置する浦東国際空港の隣接地に建設され、日量750トンの焼却炉8基で構成する。
三菱重工グループの三菱重工環境・化学エンジニアリング(横浜市西区)が、焼却炉から排ガス処理設備までの基本設計、油圧ユニットや灰押し出し装置、脱硝触媒などの供給を担当。HNCが排熱ボイラや排ガス処理設備を供給する。
中国政府は16年度からの「第13次5カ年計画」で、固形廃棄物の排出削減を重点施策に掲げる。ゴミの減容化には焼却が有効で、焼却プラント整備は今後も拡大する見通し。
(2017/6/16 05:00)
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