[ ロボット ]

AIで進化する産ロボたち ファナック・川重など投入

(2017/11/29 05:00)

産業用ロボット各社で、人工知能(AI)の活用が広がっている。ファナックは2018年3月末にAIやIoT(モノのインターネット)を活用したロボットによるバラ積み部品のピッキングシステムを提供する。三菱電機は18年にもAIでロボットの予防保全を効率化する機能を提供。川崎重工業はAIを活用して熟練作業を自動化するロボットシステムを開発した。AIでロボットをより簡単に扱えるようにし、適用範囲を広げる。

ファナックは10月に運用を始めた工場用IoT基盤「フィールド・システム」のアプリケーションとして、プリファード・ネットワークス(東京都千代田区)と共同開発するバラ積み部品のピッキングシステムを提供する。従来は熟練技術者でも調整に3日程度かかっていたロボットの教示作業が、AIの活用により約8時間で自動化できる。また例えば4台のロボットをつないで学習経験を共有することで、理論的には学習時間を2時間...

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(2017/11/29 05:00)

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