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[ トピックス ]
(2017/12/5 05:00)
山形精密鋳造(山形県長井市、木塚勝典社長、0238・84・3500)は、ロストワックス製法を用いた精密鋳造技術を使って、生活用品分野の開拓に乗り出している。主力の自動車部品以外の市場を模索するのが狙い。山形県工業技術センターの協力も得て、自社商品の第1弾となる花器「あやめの茎」を昨年から販売している。プロジェクトチームを担う品質保証部の鈴木浩副部長に新規事業の展開について聞いた。(山形支局長・大矢修一)
―自社商品を開発することになったきっかけは何ですか。
「昨年の会社創立30周年を前に、社内外で配る記念品のアンケートを社内で実施した。これをきっかけに山形県工業技術センターの支援も受けて、記念品にとどまらず自社商品として開発することになった。地元・長井市のイメージ“水と緑と花の長井”を開発テーマとした。そこで当社の強みである形状の自由成形性、ステンレス鋼の錆びにくさ、薄くて軽い製品づく...
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(2017/12/5 05:00)
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