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ネーミング大賞・喜びの声/経営戦略の重要な要素

(2018/3/9 05:00)

  • 乾杯する受賞者ら

ネーミング大賞の表彰式では、受賞企業から「社内の刺激になる」「マーケティングや販売促進にも役立てたい」と、受賞を機にさらに製品やサービスを発展させていこうとする前向きな声が聞かれた。技術開発や販路開拓などと並んで、ネーミングも経営戦略にとって重要な要素になることを再認識した様子だった。

◇  ◇

山陰酸素工業(鳥取県米子市)の並河元常務は、生活部門1位となった「さんそ学習館 ケイオス」について「山陰から全国1位になれるということを社内外に証明できた。社員には今回の受賞を自信につなげてほしい」と喜びを語った。

レオンアルミ(栃木県下野市)の堺義孝社長は「モノづくりの現場で抱えている技術継承の一環として始めた自社商品開発で社員全員で考えたネーミング。受賞できた事を今後の糧とする」と述べた。

ミドリ安全(東京都渋谷区)は作業者向けユニホーム「楽腰パンツ」で初受賞。松村不二夫社長は「腰に負担をかけている人たちにはもっと使ってほしいという気持ちから、自ら名付けた」と話し、満面の笑みを浮かべた。

キャニコム(福岡県うきは市)は雑草刈り機「荒野の用心棒ジョージ」で12回目の受賞となった。包行均会長は「毎年来られてうれしい」と喜びを表し、「デザイン・ネーミング・ブランドを大切にし、今後もアイデアを生み出していきたい」と述べた。

岩田鉄工所(岐阜県羽島市)も今年で8回目の受賞となった。岩田勝美社長は毎年選ばれる秘訣(ひけつ)について「日々、ダジャレなどのコミュニケーションでボキャブラリーを鍛え、流行などへのアンテナを磨くこと」と話した。

(2018/3/9 05:00)

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