[ 新製品 ]
(2018/4/12 05:00)
富士セイラ(東京都品川区、高須俊行社長、03・3471・0911)は、強い振動を加えても緩みにくいボルトとナット「ゆるまんぞー」を発売した。ボルトやナットの頭の部分と座金の部分を歯車のようにかみ合うラチェット構造にし、かみ合わせることで緩みを防止している。開発をマルナカ(群馬県伊勢崎市)が、製造、販売を富士セイラが担当する。価格は個別見積もり。年間200万円の販売を目指す。
ボルトやナットと座金が、歯車のようにかみ合ってしっかりと固定されるため、強い振動が加わっても緩みにくい。また座金と加工対象物(ワーク)が接する部分にも突起を作った。ワークにもボルトやナットが食い込むため、全体として緩み止め効果を発揮する構造となっている。
逆方向に回転させれば簡単に外れる。振動が生じる産業機械のほか、自動車や船舶など振動を要する移動機器にも導入を狙う。
高須社長は「モノづくりの現場において、振動が生じる場面は多い。新たな市場の開拓にもつなげたい」と話している。
(2018/4/12 05:00)
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