[ 新製品 ]
(2018/5/8 05:00)
仮想現実(VR)を使った販促物で自社製品をPRしてみては―。大日本印刷とWHITE(東京都港区)は共同で、郵送できる紙製のVRゴーグル「Milbox POST(みるボックス ポスト)=写真」を発売した。ダイレクトメールや販促アイテムとして使用できる。郵送可能なVRゴーグルは珍しいという。
みるボックス ポストは、厚紙製のVRゴーグルを折り目に従って組み立てる。本体のQRコード(2次元コード)などにアクセスし、VRコンテンツを再生したスマホを差し込むと、立体的な映像を視聴できる仕組み。
折り畳んだ状態の縦横の大きさは、郵便はがきと同等程度の182ミリ×130ミリメートル。厚みは1ミリメートルのため、定形外郵便物として郵便ポストに投函(とうかん)できる。
10万個製造する場合の製造単価は160円(消費税抜き)。納期は、段ボールを使った従来のVRゴーグルに比べて約半分の30営業日。VRコンテンツも100万円から制作可能。ダイレクトメールとしての利用のほか、飲料や食品・日用品などの景品や、雑誌・DVDの付録などにも有用という。
WHITEは紙製スマホVRゴーグルの開発・製造などを手がける。
(2018/5/8 05:00)