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(2018/7/27 05:00)
日刊工業新聞社は26日、「第48回機械工業デザイン賞」(経済産業省後援)の贈賞式を都内で開いた。最優秀賞の経済産業大臣賞はオークマと豊田自動織機に、日本力(にっぽんぶらんど)賞はアマダホールディングスとアマダマシンツール、クボタに贈った。
来賓の藤木俊光経産省商務・サービスグループ商務・サービス審議官は「巧みなデザインに感服した。モノづくりが変わる中、課題解決にデザインの力はますます重要。支援したい」と讃えた。
専門審査委員代表の青木弘行千葉大学名誉教授は「IoT(モノのインターネット)対応を訴求しハードとソフトのバランスに優れた製品が多かった。選定の決め手は有機的な造形処理と独創性・革新性。どれも甲乙つけがたく僅差だった」と講評した。
受賞者を代表してあいさつした家城淳オークマ副社長は「顧客のニーズを聞いてもイノベーションには結びつかない。シーズをハード・ソフト両面から考えた結果が評価された」と喜びを表現した。
(2018/7/27 05:00)