[ 政治・経済 ]
(2018/12/5 05:00)
【パリ時事】フランスのフィリップ首相は4日、テレビを通じて演説し、来年1月1日に予定していた燃料税引き上げを6カ月延期すると発表した。また、電気・ガス料金の値上げも「冬の間は凍結する」と表明した。ただ、デモ運動側は措置を「不十分」として、今後も抗議行動を継続すると明らかにした。
デモ運動の広報担当者はテレビ局フランス・アンフォの取材に「具体的方策ではない。8日も抗議行動を行う」と主張。デモ参加者の女性も「われわれは全面的な変化を望んでいる。(一時的な延期措置は)不十分で、何の助けにもならない」と訴えた。
(2018/12/5 05:00)