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[ 科学技術・大学 ]
(2019/3/14 15:30)
【ワシントン=時事】米航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官は13日、将来の月や火星への有人飛行を視野に開発中の大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」について、来年6月に計画する月周回無人飛行での使用は難しいと表明した。その上で、民間が開発した既存ロケットによる計画実行も検討していることを明らかにした。
SLSは米ボーイングが製造。欧州宇宙機関(ESA)と共同開発した宇宙船「オリオン」を搭載し、スペースシャトルの後継機として国際宇宙ステーション(ISS)への要員輸送のほか、月や火星の有人探査に活用する構想だが、計画は遅れている。
(2019/3/14 15:30)