(2020/12/16 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術1月号」は「変化の時代を生き抜く! 金型メーカーの地域連携・協業のポイント」を特集する。中小金型メーカーにとって、さまざまな得意分野を持つ他社との連携は重要なテーマ。協力体制を築くことで自社単独に比べ受注範囲を広げられるほか、広い視野の獲得や人材育成などの効果も見込める。各地のグループを取材し、連携のきっかけや目的、成果を出すポイントなどをリポート形式で紹介した。
愛知県や静岡県などのモノづくり関連企業で構成する次世代プレス金型製作共同組合「FuB(ファブ)」は「年間を通して仕事量を安定させたい」という金型メーカーの要望と、「繁忙期に発注できる金型メーカーを確保したい」という金型ユーザーの要望の同時解決を目指している。企業連合体「大阪ケイオス」は、金属加工や精密加工、建築、デザインなど在阪19社が株式会社をつくり共同の入社式や社員研修を実施。社外に“同期の仲間”がいることが刺激となり、新しいアイデアや工夫が生まれやすくなった。こうした事例9件を集めた。
(2020/12/16 05:00)