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(2021/4/13 05:00)
日刊工業新聞社が14日に発行する「型技術5月号」は「難削材を長寿命・高効率で加工する最新の切削工具」を特集する。
型材の高硬度化や高靱性化に伴い、工具の低寿命化や加工スピードの低下が課題となっている。そこで本特集では、型材をはじめとする難削材を安定して、効率良く加工できる切削工具を集め、製品コンセプトや主な機能、使い方の要点を紹介した。
総論では、切削加工技術者に知っておいてほしい切削加工理論を俯瞰(ふかん)的に解説した。切削加工では切削速度や切り込み・送り、工具や被削材の種類といった入力条件により、切りくずの形や厚さ、仕上げ面の粗さ、工具寿命などの結果が変わる。その関係を明らかにする切削加工理論の重要性を説き、さらに難削材加工時に切削工具に求められる要素を紹介した。
機能解説では、荒加工の効率化に役立つ高送りカッターや高硬度鋼加工用の超硬エンドミル、超硬ハンドタップなど各社の一押し製品を取り上げた。難削材に適した工具の素材やコーティング、刃形の工夫などを紹介。各社の強みを知ることができる。
(2021/4/13 05:00)