(2021/9/9 14:10)
国際ロボット競演会「ワールド・ロボット・サミット(WRS)2020」が9日、愛知県国際展示場(愛知県常滑市)で開幕した。ロボット開発に打ち込む技術者たちの姿と、少し未来のロボット社会を見せる。バーチャルの展示会とリアルの競技会を組み合わせ、世界から参加できる仕組みを整えた。競技会では工場やコンビニ、学校などで働くロボット技術を競う。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の共催。会期は12日まで。
開会式で長坂康正経済産業副大臣は、「ロボットに関わる技術、アイデアが競い合うことでイノベーションとなることを期待する」とあいさつ。NEDOの石塚博昭理事長は、「展示会でロボットと融合した社会の姿を見せ、競技会で技術開発を促す。この二つでイノベーションを加速させたい」と展望を述べた。
競技会には世界から20カ国90チームのロボット技術が集まる。大会2日目の10日はソフトバンクロボティクス(東京都港区)やファナックなどが最新のロボット技術やロボットプログラミング教育を披露する。
(2021/9/9 14:10)
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