- トップ
- 機械・ロボット・航空機1
- 記事詳細
(2022/3/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術」4月号は「失敗から学ぶ!プレスのトラブル対策事例集」を特集する。プレス部品の生産現場では、金型の破損や部品の精度不良など金型・成形に関するさまざまなトラブルが発生する。特集では実際に起きたトラブルの①現象②発生状況③原因④対策⑤結果を写真や図を交えて説明。トラブルに向き合う際に知っておきたい「ワンポイントアドバイス」も含めて紹介した。
総論はアプト技研代表の大島清次郎氏が「プレス加工におけるトラブルの観察と対策のポイント」について解説。トラブルを乗り越えるカギとして「よく観察する」ことを挙げ、金型の破損箇所を拡大したり、光の当て方を変えたりすることで原因を明らかにする方法を分かりやすく示した。
トラブル対策事例は、自動車メーカーのプレス加工部門やプレス部品メーカーから集めた17事例を掲載。部品の割れやバリ、精度のバラつきなどの成形不良、パンチやボルトの破損・摩耗といった金型の不具合、スクラップ詰まりやカス上がりなど量産不良の事例について見開きで紹介した。
(2022/3/15 05:00)