未来モノづくりAWARD、最優秀賞にTopoLogic 次世代メモリー技術開発

(2024/11/18 05:00)

  • TopoLogicの伊藤事業統括(右)と阪大の豊田政男名誉教授

日刊工業新聞社などで構成する未来モノづくり国際EXPO実行委員会がインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催した「未来モノづくり国際EXPO2024」の出展者を対象とした「未来モノづくりAWARD」の最優秀賞に、次世代メモリー技術開発を手がけるスタートアップのTopoLogic(東京都文京区)が選ばれた。トポロジカル物質を活用した磁気メモリー技術「TL―RAM」が評価された。

TL―RAMはパソコンやスマートフォンの消費電力を最大90%削減できるという。TopoLogicの伊藤悠事業開発統括は「世界の電力問題を解決し、日本の半導体のシェアを取り戻したい」と意気込みを示した。審査委員長を務めた大阪大学の豊田政男名誉教授は「(データセンターの)サーバーによる電力不足を、きっと解決してくれる」とエールを送った。

未来モノづくりAWARDには出展企業216社・団体から44件の応募があり、ファイナリスト10件の中から最優秀賞など上位賞3件が選定された。優秀賞にはFingerVision(東京都江東区)、特別賞にはIFBテクノロジーズ(東京都中央区)がそれぞれ選ばれた。

(2024/11/18 05:00)

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