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岡 紗由美
東日本支社 編集部
【重要なお知らせ】
2024年（令和6年） 11月 21日 木曜日（赤口）
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熱処理技術を中核に、ろう付けや溶接、成形、機械加工までの技術を総合して持つ金属加工のエキスパートである同社。中でもHIP（熱間等方圧）の技術では、航空機関連や半導体分野など高水準の品質が求められる領域で実績をあげている。
そうした同社では、顧客に新たな価値を提供しようと、積層造形技術の技術蓄積や、小型の電子加速器・自社ブランド製品の販売を目指すなど新たな挑戦を続けている。
公式SNS
金属技研の会社紹介
HIP製品の海底配管実用化への挑戦
ニアネットシェイプ技術の紹介（日本語）
Near-Net-Shape technology and its application to subsea (English)
Powered by 金属技研株式会社
金属技研株式会社 吉田昌弘課長
金属技研は小型の電子加速器を開発、初の自社ブランド製品の販売を目指している。ただ、この開発プロジェクトの目的は自社製品を生み出すことにとどまらない。加速器を核としたコンパクトな電子線照射システムの実現で、滅菌や材料改質をより実施しやすくするとともに、これまでにない用途を生み出そうとしている。
電子線照射が持つ可能性を広げ、顧客に新しい価値を提供しようと挑戦を続けている。
金属加工のエキスパートが磨き上げた積層造形ソリューション
最新の積層造形ソリューションが、円筒形のボールジョイントを画期的形状に変えた。回転性など必要な機能や強度はそのままに、重量を3分の１に削減。製造時間の大幅な短縮もできた。
これは金属技研が本格化した金属積層技術による受託製造の結果。既存の製造技術の限界を超えて、軽量化や部品一本化、高付加価値化した金属部品を製造する。
積層造形に関して、製造前の設計から製造、加工、品質検査にいたる全工程を一貫して手掛ける同社だけが提供できるトータルソリューションが、独自の高付加価値部品を生み出している。
岡 紗由美
東日本支社 編集部
就職活動時に弊社の夏期インターンシップを経験し、2022年入社。東日本支社編集部で東京都23区の企業を中心に取材。趣味はYouTube視聴、音楽を聞くこと、ゲームなど。神奈川県出身。
