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(2021/12/15)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社バーテック
データセンター利用の拡大に応じて増加するエネルギー問題に対して、バーテックは自動調圧できるブラシをご提案いたします。
大阪市にある株式会社バーテック(所在地:大阪府大阪市都島区中野町1-4-12 代表 末松 仁彦)は、この度、データセンター利用の拡大に応じて増加するエネルギー問題に対して、「ヒートシャット・ブラシ」を新発売致します。
データセンターが抱えるエネルギー問題
新型コロナウイルスによる外出自粛、テレワークの推進の影響で、今まで以上にクラウドサービスなどのニーズが高まりデータセンターの重要性は増しています。 ニーズの高まりとともに解決を求められるのがエネルギー問題です。世界のデータ流通量は2030年には現在の30倍以上、2050年には4,000倍に達すると予想されており、現在の技術のまま省エネ対策がなされないと仮定すると情報関連だけで約30年後には5,000Pwh(petaWh=1015Wh)と、現在の世界の消費電力約24PWhを大きく上回ると予想されています。※
※(出典)国立研究開発法人 科学技術振興機構低炭素社会戦略センター
情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.1)より
バーテックが考える環境問題解決への想い
データセンター内での消費電力構成は、ICT 機器が約40-60%、空調システムが約30-50%、電力ロス・照明・その他が約5-15%程度であることが一般的であると言われています。バーテックはその中でも空調システムへの省エネに着目しました。
空調の効率化を目的とし普及が進んでいる、「アイルコンテインメント」の効果を最大化するヒートシャット・ブラシを開発しました。
「アイルコンテインメント」とは、冷たい空気(サーバへの給気)と温まった空気(サーバからの排気)を分けるアイルの分離方式のことです。これにより空調装置からの冷気を有効に使うことができ、また送風量を減らすことができるので、省エネにつながります。
「アイルコンテインメント」におけるブラシの使用箇所は2箇所あります。
1. アイルコンテインメントのパネルとサーバーラック間に生じる隙間
2. サーバーラック内の上下、左右に生じる隙間
バーテックのヒートシャット・ブラシは、隙間を塞ぐことが目的ではなく、効率的に排熱を行えるように空気の流れをコントロールするために設置され、その結果、省エネ効果が向上し、利益への貢献のみならず地球環境にも貢献いたします。
ヒートシャット・ブラシについて
材質は難燃グレード「V-0」相当で、データセンターで使用する部材の推奨基準をクリアしていますので、安心・安全な対策が可能です。
またフレームはゴム製であり簡単にカットできますので、現場での細かなサイズ調整が可能。加えて、差し込みフレームは差し込みでの取り付けが可能であり、穴あけ・ビス止めが不要です。
省エネ効果についてもCFD解析にて空気の流れや熱の移動などを解析し、「アイルコンテインメント」の効果を最大化していることが分かりました。また隙間を完全密閉してしまうとファンの故障につながることがありますが、ヒートシャット・ブラシの自動調圧機能により、リスクを最小限にすることも明らかになりました。
【無料】ヒートシャット・ブラシCFD解析資料請求
データセンターへブラシ設置した場合と未設置の場合とを「温度」「圧力」を比較シュミレーション解析。
「冷却」ではなく「排熱」するためにブラシが空気の流れをコントロールすることを示した解析資料です。
▼無料の資料請求は下記まで
https://www2.burrtec.co.jp/datacenter/cfd
ブランドビジョン「ブラシで世界を変えよう」の実現のために
私たちバーテックは、「ブラシで世界を変えよう」というブランドビジョンを掲げました。
これは弊社が提供するブラシにより、現場で起こっている問題を解決するだけでなく、お客様一人ひとりの働きがいの向上を図り、ビジョンを実現し、さらに社会問題や環境問題の解決にまで貢献していきたいという想いを込めています。
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