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「CT-e1/SaaS」が自動応答を実現する「音声認識IVR」の提供を開始

(2021/12/15)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:都築電気

「CT-e1/SaaS」が自動応答を実現する「音声認識IVR」の提供を開始

 都築電気株式会社(代表取締役社長:江森 勲、本社:東京都港区、以下当社)は、ツヅキグループの株式会社コムデザイン(代表取締役社長:寺尾 憲二、本社:東京都千代田区、以下コムデザイン)が提供するクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」において「音声認識IVR*」を段階的に提供開始したことを発表します。  これにより、音声のダイヤルプッシュ操作に加え、利用者の発話内容に応じたコールフローを実現します。今後、お客様とともにノウハウを蓄積し、コンタクトセンター利用者の利便性向上に寄与する機能として普及を目指します。  当社はコンタクトセンター市場における事業領域拡大のため、「CT-e1/SaaS」の提案・導入を推進しています。 *IVR (Interactive Voice Response)とは、音声自動応答システムのことです。音声案内や番号入力によりお客様を案内する仕組みを指します。


■背景
 当社とコムデザインは、2017年に資本業務提携を実施。2019年には「自然言語処理」の共同開発プロジェクトを発足するなど、提携を深めてきました。2020年には、さらなる連携強化と、AI活用による新市場開拓を通した企業価値向上を目的として、コムデザインが都築電気の連結子会社となっています。
 当社は、今年10月に発表した新サービス体系「Total SolutionService Framework」にて「CT-e1/SaaS」を自社サービスとして位置づけ、他の自社サービスとの連携や、AI分析によるデータ活用を見据えています。


(参考URL)
2021年10月5日プレスリリース 都築電気、お客様のDX実現に向けサービス体系を刷新
https://www.tsuzuki.co.jp/news/2021/20211005_001279.html

2020年8月28日開示 株式会社コムデザインの株式取得(子会社化)に関する株式譲渡契約締結のお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8157/tdnet/1879318/00.pdf


■「CT-e1/SaaS」について (URL: https://tsuzuki.jp/jigyo/cte1/)
 コムデザインが提供するクラウド型CTIサービスです。低コスト・専用設備不要といったクラウド型サービスのメリットに加え、機能の網羅性の高さや、導入企業ごとの柔軟なカスタマイズが可能という特長もあり、累計1,200テナント24,000席以上(2021年6月現在)採用されています。


■「音声認識IVR」について
 コムデザインのノウハウにより、音声認識機能と音声合成機能とを組み合わせ実現した機能です。
 ダイヤルプッシュ操作にあわせて単純化せざるを得なかったIVRから発展し、カスタマーの発話内容に応じた複雑なシナリオ作成を実現します。これにより、電話応対内容の拡張や顧客体験の向上が期待されます。
 今後、ノウハウの蓄積とともに「CT-e1/SaaS」の標準機能として提供予定となり、コンタクトセンターにとってスタンダードな機能として普及を目指します。




■主な特長
(1)追加費用不要の標準機能として展開
 「CT-e1/SaaS」の外線ライセンスで提供を行います。(※1チャネルあたり1,000分まで)
 音声認識には、株式会社日立ソリューションズ・テクノロジーが提供する「Ruby Dictation」、株式会社アドバンスト・メディアが提供する「AmiVoice Cloud Platform」など用途に合わせた最適なエンジンを選択いただけます。*AmiVoice Cloud Platformについては別途契約が必要

(2)従来のIVR機能とも併用可能
 従来のIVRで利用されているダイヤルプッシュ操作(DTMF)と音声認識IVRを併用いただけます。これにより、用途に合わせたIVR操作の選択や、音声認識がうまく機能しない場合のバックアップが可能です。

(3)自然会話に近いやり取りを実現する「全二重方式」を採用
 音声認識IVRでは、音声ガイダンスの途中であっても、利用者の発話内容を受け取る「全二重方式」を採用しています。音声ガイダンスが終わるまで発話できない「半二重方式」と比較し、自然でストレスの少ない応対を実現できます。

(4)「シノニム処理」と「自然言語処理AI」との連携
 音声認識機能の提供で培ったノウハウにより、地名や住所など利用頻度の高いキーワードに関して、表記ゆれなどを補正する「シノニム処理」を順次適用していきます。また自然言語処理AIと連携することで、より高度な処理も実現可能です。


■都築電気株式会社について
(URL: https://www.tsuzuki.co.jp/
 都築電気株式会社は、「『人と知と技術』を未来につなぎ、豊かな世界を開拓します」をビジョンに掲げ、情報ネットワークソリューションサービス事業および電子デバイス事業を通して、お客様の企業価値向上・社会課題解決を行う企業です。また、2022年に創業90周年を迎えます。
 当社は、お客様のビジネスを支援し共に歩む「イノベーション・サービス・プロバイダー」として、お客様のデジタルトランスフォーメーションへの支援やサステナビリティへの取り組みを推進し、新価値創造に挑戦し続けていきます。


■コムデザインについて
 コムデザインは、2000年に創業。2008年からクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」の提供を開始。高い拡張性を持つ自社開発のアーキテクチャと利用者のニーズにきめ細かく対応可能な独自のサービスモデルにより、小規模から大規模まで業種を問わずコールセンターに支持されています。近年はCCP*として、”会話”そのものをデータ化して扱う、音声認識や会話解析などのコールセンターDXソリューションとの連携を促進し、コールセンターの新たな価値創造をサポートしております。

*CCP(Converged Communication Platform)とは
「CCP」とはカスタマーとコミュニケーターの“会話”を利用するコールセンターDXソリューションの仕様にあわせて、「音声データ」または「テキストデータ」を柔軟且つ手軽に連携することが可能なコールセンタープラットフォームコンセプトです。


■本件に関するお問い合わせ先
 報道関係
 都築電気株式会社 広報室 北浦・西田
 TEL:050-3684-7780 E-mail:pr@tsuzuki.co.jp

 お客様、その他サービスに関するお問い合わせ
 都築電気株式会社 DX推進統括部 プロダクト営業部
 E-mail:webinfo@tsuzuki.co.jp

 株式会社コムデザイン
 セールス&マーケティンググループ 佐藤(大)、寺尾(望)
 TEL:050-5808-5500 E-mail:sales@comdesign.co.jp


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