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(2021/12/17)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:東芝インフラシステムズ株式会社
― ソウル地下鉄初の永久磁石同期電動機(PMSM) ―
東芝インフラシステムズ(株)が受注した韓国ソウル地下鉄の新型車両336両の永久磁石同期電動機(Permanent Magnet Synchronous Motor、以下PMSM)等主回路電気品の納入が完了しました。ソウル地下鉄初のPMSM採用車両となります。
当社が受注した韓国ソウル地下鉄の新型車両336両の永久磁石同期電動機(Permanent Magnet Synchronous Motor、以下PMSM)等主回路電気品の納入が完了しました。ソウル地下鉄初のPMSM採用車両となります。
今回納入が完了したのは、当社が2019年にソウル交通公社向けに韓国の車両メーカーである(株)宇進産電から受注した、PMSMおよびそれを制御する牽引インバーター用主要部材です。当社は2006年にPMSMを実用化して以降、今回の納入は海外の鉄道事業者として3例目の事例となります。
PMSMは回転子に永久磁石を使用した高効率電動機で、従来のシステムに対して大幅な消費電力量削減が可能です。さらに電動機内部の発熱量が減ることから、「全閉自冷式」を採用することで、低騒音化と内部への塵埃侵入が防止されることによる低保守化も可能です。
当社はソウル地下鉄を含め韓国市場向けに1990年代より2000両以上の電車や電気機関車向けに電気品を納入するなど豊富な実績があります。今回の対象車両は金浦国際空港とソウル市内を結ぶ5号線、及びソウル市内と周辺の複数地域に跨る7号線に投入予定です。いずれも利便性の高い路線であり、当該地域の大量乗客輸送に大きく貢献することが期待されます。
今後も当社は、省エネ効果が高く環境負荷低減に貢献するPMSMシステムを、韓国を始めとする海外鉄道市場に向けて積極的に展開していきます。
ニュースリリースURL
https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/news/20211217.htm
東芝インフラシステムズ(株)鉄道システム事業部HP
https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/railway/index_j.htm
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