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(2023/11/29)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:THK
牽引重量1トンタイプを追加
THK株式会社(東京都港区 代表取締役社長:寺町 彰博、以下、THK)は、2020年9月に受注を開始した搬送ロボット「SIGNAS」の牽引重量を2倍に高めた新型機の受注を2023年11月より開始いたします。
「SIGNAS」は内蔵カメラで目印となるサインポストを認識しながら自律移動する搬送ロボットです。多くの製造・物流現場で用いられている、ルートテープを必要とするAGV(無人搬送車)とは一線を画し、独自の自律移動制御システムを搭載することによって、かつてない新しい誘導方式を実現します。プログラムの専門知識がなくても、サインポストの位置を変更することで簡単に走行場所を変えることができ、レイアウト変更工事の手間もかかりません。
積載用途のほか、複数台の台車を後方に連結させたり、台車の下に入り込んで牽引するなどして、次工程へ製品を搬送することができます。既存機は牽引可能な重量が500kgでしたが、新型機は既存機の2倍の1トンに向上しました。「SIGNAS」の使いやすさはそのままに、より幅広いワーク・用途に対応しお客様の搬送自動化、作業者負担の軽減を実現いたします。
THKはこれまで、機械要素部品のトップメーカーとして培ってきた技術をもとにサービスロボットの開発を重ねてまいりました。今後も、自動車や物流、食品業界などさまざまな分野において、工場の自動化や省力化といった市場のニーズにお応えしてまいります。
特長
独自の自律移動制御システムで簡単設定
ロボットに内蔵されたステレオカメラで、設置されたサインポスト(目印)との距離・方位を計測し、経路に沿って走行動作(発進/カーブ/スピンターン/停止)を制御します。経路の設定は、サインポストを設置するのみで、ルートテープレスのため、レイアウト変更工事の手間もかかりません。
牽引重量は既存機の2倍の1トン
新型機は牽引可能な重量が500kgから1トンへ大幅に向上しました。金属加工品等の重量物搬送や長尺品、パレットの搬送など、より幅広い用途でご使用いただけます。
車体寸法は既存機とほぼ同一
新型機は車体高さが22mm高くなるのみで、幅寸法、長さ寸法はともに既存機と同一寸法のため、これまでと同じ道幅で走行することが可能です。
<ニュースリリース>
https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-29112023-1.html
<プレスリリース>
https://prtimes.jp/a/?f=d69594-39-209df6e6e1f9511f720ac35f4933d5ff.pdf
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