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(2024/2/9)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:日栄インテック株式会社
公共施設や大規模商業施設の脱炭素化を促進
日栄インテック株式会社(本社:東京都荒川区、代表取締役:高橋 善晴、以下 日栄インテック)と明和工業株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役:関根 聡史、以下 明和工業)は、駐車場を活用した太陽光型自家消費発電を可能にする、後方支持タイプのソーラーカーポートを共同開発し、2024年春の発売を予定しています。公共施設や商業施設の駐車場など不特定多数の方が利用する施設でも、スムーズな車の出し入れを可能にしました。また、色の選択など各施設における外観デザインとのバランスにも配慮しています。
【背景】
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、限りある土地の有効活用という視点から、駐車場スペースを活用したソーラーカーポートの普及が近年加速しています。耐久性のある四柱構造のものが一般的ですが、特に公共施設や商業施設の駐車場など不特定多数の方が利用する施設においては、車の出し入れがしにくいのではないかという声もありました。また、後方支持タイプのソーラーカーポートでは、後方の柱で重量を支える構造になるため、柱が大きくなったり、ドブメッキ仕上げで無骨な外観になるものが多く、施設のデザインとのアンマッチが発生するケースもありました。
今般、こうした課題を解決するため、建築資材や立体駐車場の製品設計技術をベースにアルミ製ソーラーカーポートで国内随一の導入実績を持つ日栄インテックと、金属加工と鉄鋼造の技術で耐積雪・耐風速に優れた業界トップクラスの堅牢性を実現したソーラーカーポートを開発販売している明和工業が、それぞれの設計・製造技術を持ち寄り、耐久性とデザイン性を両立する新しい後方支持タイプのソーラーカーポート製品の共同開発に取り組みました。
【製品の概要】
■優れた利便性と安全性
柱を駐車スペース後方に配置したことで、駐車時の柱衝突リスクを軽減し、人の乗降や荷物の積み下ろしもしやすいスペースが確保でき、利便性に優れた構造となっております。後方の柱は丸柱とし、スリムな直立設計で、駐車後のドアの開閉を妨げません。また、建築確認申請にも対応し、安全性を確保した設計となっております。
■高い防火性能
ソーラーパネルを屋根材とした建材一体型カーポートの構造になっており、そのパネルと取付構造は、飛び火認定(DR)を取得しています。高い防火性能で安心してご利用いただけます。
■実績のある止水性
一般的にソーラーパネル間のすきまから雨水侵入を止める事は非常に難しいと言われています。日栄インテックのアルミ製ソーラーカーポートで実績のあるガスケットによる一次止水、排水溝をつけたアルミ材による二次排水設計を本製品においても採用し、雨水漏れがほとんど起こらない構造となっております。
■施設・周辺景観へ配慮したデザイン
公共施設や商業施設など不特定多数の方が利用する施設では、施設全体で統一した意匠やカラーデザインを用いてブランドイメージを演出するケースもあります。多くのソーラーカーポートでは外部鉄骨はドブメッキ仕様が多く、どうしても施設や周辺地域へ溶け込みづらくなることもありました。明和工業では鉄骨塗装設備で構造材の工場塗装仕上げが可能で、標準ドブメッキの他、景観にマッチさせる色を選択できます。
【日栄インテック株式会社について】
日栄インテックは、2024年創業50周年を迎えます。主力の配管支持金具では独自の商品開発力と高品質・高精度の製品づくりで、建築業界のスタンダード製品を作り上げてきました。立体駐車場は、昇降式では業界トップシェアを誇り、製造、販売、施工、保守に至るまで対応。太陽光事業では、発電設備のパネル架台・金具の設計開発、製造、販売の他、ソーラーカーポートでは国内随一の導入実績があります。既存事業の確かな信頼を軸に新たな事業領域にも挑戦し、植物工場事業や生鮮倉庫事業などのアグリ事業を展開しています。
URL:https://www.nichieiintec.jp/ (企業ホームページ)
【明和工業株式会社について】
創業50年以上の歴史を誇る明和工業は水道資機材の製造施工メーカーとして全国の水道事業体に製品提供し、オーダーメイドの配管製造で水道インフラを支えています。特許製品を複数手がけ、大規模な水管橋から建物内の配管、緊急用配管まで供給しています。現在は、水の無限の可能性に着目し、製造業として培った技術を掛け合わせた新たな事業展開の一つとしてソーラーカーポート事業に取り組んでいます。
URL:https://www.meiwajp.com/ (企業ホームページ)
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