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ダイレクト昇華と昇華転写プリントを1台で!3.2m幅スーパーワイドハイブリッドプリンタ「TS330-3200DS」を発売

(2024/9/4)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社ミマキエンジニアリング

ダイレクト昇華と昇華転写プリントを1台で!3.2m幅スーパーワイドハイブリッドプリンタ「TS330-3200DS」を発売

~ソフトサイン製作の仕事の幅を広げる新たな提案~







 産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、大判ソフトサイン用途およびホーム・テキスタイル市場に向けて、ダイレクト昇華プリントと昇華転写プリント*の両方を一台で出力できる3.2m幅Roll to Rollインクジェットプリンタ「TS330-3200DS」の発売を発表し、9月11日から開催される展示会「サイン&ディスプレイショウ(東京ビッグサイト)」に同機を日本初出展いたします。
*ダイレクト昇華プリント…昇華染料インクを布地に直接プリントした後、熱加工により発色するプリント方式
昇華転写プリント…予め昇華染料インクを専用の転写紙にプリントし、それを布地に重ねて熱転写するプリント方式

 展示会場や商業施設の広告や案内看板は数十mの距離での視認性が求められるため、大型の看板を高所に掲げる必要があります(図1)。看板の落下や倒壊による周辺環境や人体への危険を防ぐため、軽い布地を使用したファブリックサイン(ソフトサイン)が使用されます。また、難しい貼り合わせ作業が不要でシームレスに施工できる幅3m以上の大判の布地基材がサイングラフィックス市場に多く流通しております。さらにコンパクトに折りたたんで運搬・保管ができるため、遠隔地への配布や使いまわしが容易です。


図1.大判ファブリックサインの用途例

 当社は2010年にソフトサイン用途の3.2m幅ダイレクト昇華インクジェットプリンタを発売以来、その市場のデジタル化をけん引してきました。また、世界の室内装飾の市場規模が2030年まで安定的に成長する見通しと、独創的な装飾品のニーズの高まりから、ホーム・テキスタイル市場においてソファやベッドのカバーやカーテンなど大型のインテリアファブリックを消費者自身がカスタムデザインし、一点から製作するオンデマンド需要の増加が見込まれます。

図2.インテリアファブリックの用途例

 今回当社が発表する「TS330-3200DS」は最大3.2m幅の布地へのダイレクトプリントと昇華転写紙のプリントの両方に対応したハイブリッドプリンタです。ダイレクトプリントにより布地に印字されたインクが裏面まで浸透することで両面可視効果を得られるソフトサイン製作に加え、厚手の布地や伸縮しやすくダイレクトプリントに不向きなインテリア用の布地への昇華転写プリントによるインテリアファブリックの製作が可能です。大型施設はもちろん、展示会のブース、店舗および事業所など小型施設のソフトサインとインテリアファブリックのプリントによるトータル空間の創造を1台で可能とし、これまでソフトサイン製作が主であったお客様の提案の幅を広げます。

◎TS330-3200DSの特長
- 1台で布地へのダイレクトプリントと昇華転写紙への安定したプリントを提供するハイブリッドプリンタ
- 独自のイメージング技術で美しいグラデーションと高濃度プリントを実現


 「TS330-3200DS」はサイングラフィックス市場とホーム・テキスタイル市場に向けて、年間120台の販売(全世界)を見込んでおります。本体価格は1,000万円(税別)を予定しております。

 ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新を目指し、お客様が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けてまいります。

◎展示会出展概要
名称:サイン&ディスプレイショウ2024
会期:2024年9月11日(水)~13日(金) 午前10時~午後6時(最終日のみ午後5時終了)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟 西1ホール
ブース番号:44

◎主な特長
1.1台で布地へのダイレクトプリントと昇華転写紙への安定したプリントを提供するハイブリッドプリンタ
 布地と昇華転写紙、プリントする基材毎に最適なプリント機構を搭載しており、これらはオペレーターによってリアルタイムに切り換えが可能で、少量多品種生産を実現します。
布地へのダイレクトプリントにおいては、布地の裏面のインク汚れを防止する「スペーサ」と安定した生地搬送を可能にする「引っ張りローラー」を搭載(図3)し、生地のたるみを抑えてシャープな画質を安定して出力します。

図3.布地のダイレクトプリント用「引っ張りローラー」

 転写紙のプリントにおいては着脱可能なプラテン(プリント盤面)を搭載(図4)することでプリント部での転写紙のしわを低減させ、長尺プリントでもヘッドの擦れによる基材の無駄を削減します。

図4.着脱可能なプラテン

2.独自のイメージング技術で美しいグラデーションと高濃度プリントを実現
 当社のフラッグシップ・グラフィックプリンタに搭載される高解像度・高精細のプリントヘッド「330エンジン」と当社独自のイメージング技術を搭載し、美しいグラデーション表現と高濃度プリントを実現します。

◎主な仕様

※記載の仕様、デザイン、⼨法などは、技術改善等により予告なく変更する場合があります。

株式会社ミマキエンジニアリングについて                               
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を行っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト:  https://japan.mimaki.com/

お問い合わせ先
◎報道関係者様からのお問い合わせ先
株式会社ミマキエンジニアリング
営業本部グローバルマーケティング部
インサイドセールスグループ
長野県東御市滋野乙1628‐1
TEL:0268-80-0078 / FAX:0268-80-0041
MAIL: press@mimaki.com

◎一般のお客様からのお問い合わせ先
WEBサイト問い合わせフォームよりお問い合わせください。
https://japan.mimaki.com/inquiry/negotiation/

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