日本鍛圧機械工業会と日刊工業新聞社が主催する鍛圧塑性加工技術の総合展示会「MF‐Tokyo2017 第5回プレス・板金・フォーミング展」が7月12日から15日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。09年の初開催から2年に1度開かれる展示会として定着し、回を重ねるごとに出展社を増やしてきた。5回目となる今回は出展スペースを拡大して東4-7ホールを使用、前回比42社・365小間増の265社・団体、1669小間(6月12日現在)の過去最大規模で開催される。
サーボプレスをはじめとした各種プレス機械、レーザー加工機、プラズマ加工機を含む板金機械、フォーミング機械などに加え、周辺産業の出展も増えて有力メーカーが一堂に集結する。各社の出展に加え、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の加工に焦点を当てた講演やシンポジウム、出展社や日本塑性加工学会によるテクニカルセミナーなど、併催行事も充実した構成になっている。
また今回は産学連携企画として、将来のモノづくりを支える学生向けに、各社の展示製品・技術・見どころを紹介した展示会ルートマップを作製する。より鍛圧塑性加工技術に親しんでもらえるよう、ノベルティーを用意しているブースもあり、最先端の鍛圧機械と加工技術に触れる良い機会となるだろう。