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ノバルティス、抗がん剤不調で減収減益（2017/5/4 ヘルスケア）

乾癬(かんせん)治療薬「コセンティクス」や心不全治療薬「エントレスト」は好調だったが、抗がん剤「グリベック」は後発医薬品(ジェネリック)の台頭で振るわなかった。

抗がん剤「グリベック」が安価なジェネリック(後発医薬品)との競争激化にさらされているという。

13年4月には、インドの最高裁判所がスイスのノバルティスが開発し世界市場で販売されている白血病治療薬「グリベック」の特許を拒絶する判断を下し、世界中から注目された。

ノバルティス、業務停止処分へ（2015/2/4）

その後の社内調査で、1999年12月以降、白血病薬「グリベック」や同「タシグナ」など26品目で3264例の報告漏れが判明。

後発薬の国内市場、16年41%増7800億円−富士経済まとめ（2014/4/10）

「グリベック」(ノバルティスファーマ)の後発品が13年、「リュープリン」(武田薬品)のバイオ後発薬が14年2月に売り出された抗がん剤・がん関連用剤も、同74・3%...

健康問題アレコレ/希少疾患の治療薬開発（2012/5/11）

2001年、患者数5000人といわれる慢性骨髄性白血病の分子標的薬グリベックが登場。... グリベックは、新たに消化管間質腫瘍(しゅよう)、急性リンパ性白血病の治療にも用いられるように...

社説/基礎研究の実用化−産学協力体制で新薬の開発を（2012/2/9）

2012年の受賞対象の一つ、慢性骨髄性白血病(CML)治療の分子標的薬「グリベック」(一般名イマチニブ)は基礎研究に基づいて開発された代表例でもある。

海外技術/米ロックフェラー大学、アミロイド治療標的（2010/9/3）

この研究チームは以前に慢性骨髄性白血病治療薬であるグリベック(一般名イマチニブ)がNotchと無関係にアミロイドβ形成を阻害することを発見。今回、グリベックがGSAPに結びついてγセク...

「グリベック」として知られる代表的なCML治療薬イマチニブとの併用が効果を発揮するとしている。

一方、グリベックでは十分効果を得られない、または副作用で治療を中止するなど、グリベックに忍容性のない患者が2割程度いる。... これらの結果から、タシグナはグリベック抵抗性のCML患者にとって有用であ...