鉄鋼メーカーは原材料高に値上げ攻勢を緩めず、コイルセンターなど大手流通や在庫販売店は、タイトな供給環境を背景に、仕入れ値上昇分の価格転嫁を進めている。... 国内メーカーはひも付きおよび高値受注の輸出...

住友商事に入社後、鉄鋼原料分野を中心に働いてきた。... 従来はインドネシアやカタールから日本へのLNG輸出が多かったが「石炭からガスへ火力発電燃料の切り替えが進み、東南アジアで需要が増えている」。

海外需要は中国が政府誘導で生産抑制を図るが、鉄鋼メーカーは活況で上級クズや中間材(ビレット)を積極購入する姿勢に変化がない。... 輸出減による中・下級クズの荷余り感と異なり、旺盛な国...

日本鉄鋼連盟がまとめた5月の普通鋼鋼材受注は、前年同月比37・1%増の502万7961トンだった。... 需要別では、内需が同35・5%増の322万4251トン、輸出が同40・3...

土台のワクチン接種が進むと経済活動は戻り、抑えられていたサービス産業はそれなりに回復する」 ―企業の設備投資や輸出は持ち直しの動きが続いています。 ... 半導体や...

鉄鋼、価格転嫁に課題 鉄鋼業界では、中国の旺盛な鋼材需要が鉄鉱石や石炭など原料の価格を引き上げ、鉄スクラップの高止まりを招いている。... 中国政府は輸出時の増値税の還付撤廃、脱炭素...

鉄鋼メーカーは製鋼原材料価格の急騰に採算が悪化。... また海外価格の上伸に輸出が活発化し、国内製品の需給逼迫(ひっぱく)を助長している。 流通は鉄鋼メーカーが年初に...

北米向け中国雑品の輸出拡大などで世界的に鮮明になっている船舶不足、海上運賃の高騰などを背景に、新造船の受注環境は好転するが、JMUの千葉光太郎社長は「性急に受注に走るのではなく、5年後を見据え確固たる...

価格に下げ余地なくトルコ向け輸出相場も底堅い動きを見せている。 アジア各国では鋼材内需の拡大に加え、中国に向けた鉄鋼中間材(ビレット)の供給に積極的な購入姿勢を崩して...

日本鉄鋼連盟がまとめた5月の鉄鋼輸出実績(全品種計)は、前年同月比11・2%増の278万2017トンで13カ月ぶりに増加した。需要は回復基調にあるものの、輸出する高炉各社は内需...

アルミ生産で世界シェアの約5%を占めるロシアが、物価高騰を抑制するため鉄鋼や非鉄金属に輸出関税を発動すると伝わり、供給制約が警戒された。... ロシア政府が、8月1日から年末まで鉄鋼や銅、アル...

中国産マグネシウム地金の日本向け輸出価格は、足元でトン当たり3175ドル近辺を推移し、1カ月前に比べ約1割高い。中国政府が5月に、高騰している鉄鋼や非鉄金属の価格の抑制方針を示したことでマグネシウム相...

書類で行っていた貿易業務に関する手続きの一部を電子化できるサービスを提供しており、従来のプラスチック原料に加え、11月から自動車や鉄鋼製品などを対象にする。... 新たに大手自動車メーカーや銀行、保険...

市中では鋼板類の品薄状態が一段と鮮明になる中、鉄鋼メーカーの値上げ攻勢が続く。... 国内メーカーは大口需要先および高値受注した輸出向けの供給を優先し、CCなど店売り流通向けの入荷枠を絞る傾向。......

6月上旬にドイツのメディアが報じた草案によると、EUは、遅くとも2023年までに、CO2排出費用がEUよりも低い国から輸入されるセメント、電力、肥料、アルミニウム、鉄鋼などについて新たな「炭素国境税」...

自動車や自動車部品、鉄鋼などの輸出が増えたものの、原油やワクチンなど医薬品の輸入が増加し、輸入が輸出を上回った。 ... 輸出の伸び率は1980年4月の同51・4%増以来の水...

日本鉄鋼連盟が16日発表した4月の普通鋼鋼材受注は、前年同月比34・1%増の535万1036トンで4カ月連続のプラスとなった。 ... 需要別は、内需が同25・0%増...

中国が環境対応のために鉄鋼生産などの抑制をしている一方で、需要は旺盛だ。... 内訳はH形鋼が8万トン、熱延コイルが12万トン(うち輸出は5万トン)、厚板が2万トン。 ...

指標となる中国産マグネシウム地金の日本向け輸出価格は、足元でトン当たり3000ドル近辺と、約9年ぶりの高値まで急伸した5月に比べ約1割安い。... 5月中旬には中国国務院が、商品需給の管理を強化する方...

一方、9日実施された関東鉄源協同組合の輸出入札が高値で決着した。... 一方、鉄鋼中間材(ビレット)を中国に供給するため鉄スクラップを積極購入していたアジア各国では、新型コロナウイルス...