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だがギリシャ国債のデフォルト(債務不履行)や米国のデットシーリング(債務残高上限)引き上げ問題など、欧米の財政的な不安は着実に手が打たれている。... 「日本の財政赤字...
「ユーロ圏の政府債務問題がイタリア、スペインといったギリシャより経済規模の大きい国に広がっていることが金への逃避需要拡大につながっている」(インテレス・キャピタル・マネージメント)。
■欧にもリスク 欧州経済もギリシャなどの債務問題や周辺国の金利上昇、信用不安を抱えた国の国債を多く保有している地元銀行の資産劣化といったリスク要因を抱えている。
ユーロ圏でギリシャへの追加的金融支援がまとまり、「ギリシャ危機」が少し遠のいたかと思った矢先、米国での債務問題が深刻化してきた。
また、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスはギリシャの長期国債格付けを「Caa1」から3段階格下げし「Ca」とした。
一方、欧州では21日に開かれたユーロ圏諸国の緊急首脳会議(サミット)でギリシャへの追加金融支援策が合意された。だが、合意直後に格付け会社のフィッチ・レーティングスが「ギリシャの救済策が...
一方で海外経済では欧州での債務問題を懸念し「ギリシャなど当該国が財政赤字削減に取り組む努力と、EUが資金繰り支援を行う政策が不可欠」と指摘した。
当初、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインとされたが、イタリアは「Iはイタリアではなくアイルランド」と頑(かたく)なに抵抗した▼実際、最初に債務不履行の危機に見舞われたのはギリシャ...
ギリシャの財政問題を発端とする欧州の信用不安の高まりや、これに伴う対ドルなどでの急激な円高で、より安全な資産に資金を移し替える動きが強まったと見られる。
日銀の山口広秀副総裁は20日、長野県松本市で開いた金融経済懇談会で講演し「ギリシャやポルトガルなどの国債の信用力を巡るソブリン問題は、長期間にわたって世界経済の波乱要因であり続ける可能性が高い」との認...
また、21日に開かれるユーロ圏諸国の緊急首脳会議(サミット)でも、ギリシャなどの債務危機解決に向けての具体的な進展は期待できないとの悲観的な見方が多く、「投資家のリスク回避姿勢は変わら...
