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南アは、自動車生産に欠かせない希少金属や鉄鉱石などの資源保有国という側面も見逃せない。

昨秋に甘利経済産業大臣がアフリカを訪問したことで、日本国内でも希少金属(レアメタル)確保の重要性が知れ渡った。

「世界的な金余りで投機資金が石油やレアメタル(希少金属)へ流れている。

タングステンやモリブデンなどのレアメタル(希少金属)は、産出量が多い中国などの資源保護政策で価格が高騰。

希少金属の一つであるコバルトの国際相場は、主用途であるリチウムイオン電池向けの需要が日本、中国などで増加している一方、最大の生産国であるコンゴの鉱石産出が減少。

リチウムは産出国が偏在し安定調達に不安要素のあるレアメタル(希少金属)の一つ。

ただ、アフリカは貧困・紛争のイメージが強い半面、化石燃料や金属資源、レアメタル(希少金属)の宝庫でもあり、最近では内戦終結とともに「成長するアフリカ」という姿も現実味を増してきた。

エネルギー資源に加え、ウランやレアメタル(希少金属)の安定調達と、次々に手を打ってきたという自負がある。

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