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記事検索結果
487件中、4ページ目 61〜80件を表示しています。 (検索にかかった時間:0.003秒)
砧(きぬた)を打つ音を実際に聞いたことはないが、俳句では秋の季語とされているから、静かな秋の夜などに、いかにも似つかわしかったのだろう。「衣板」が音変化した語といわ...
『源氏物語』は書かれた当初から話題となり、宮中でもてはやされた。いかにもてはやされたかは、作者名からもうかがえる。紫式部というのは女房名(通称)で、当時の通例として...
何年か前にメキシコシティを訪れる機会があった。3日ほど市内をうろうろして、リベラ、シケイロス、オロスコらの絵を見て回った。長くスペインの支配を受けたメキシコは、その後もフランスが侵...
誰でも多かれ少なかれ身体の癖がある。分かりやすいところでは、右利きと左利きだろう。利き足や利き目というのもある。
ここ10年くらい、長寿や健康第一に疑問を呈する本を見かけるようになった。周知のように、日本は世界一の長寿国である。すでに長いあいだ平均寿命において世界一をキープしている。
キレる若者とかキレやすい子どもとか、特に若い人たちの短絡的な暴力沙汰が世間を騒がせたことがある。「逆ギレ」などという流行語も生まれた。いずれにしても、もう30年も40年も前のことで、言葉自体はすでに死...
今回は性教育めいたお話から。ヒトが性交をすると、放出された精子は女性の体内をぐんぐん泳ぎ、卵巣から排卵された卵子と卵管内で出会う。そうして生まれた受精卵は、成長しながら卵管を通って...
人間の脳は右と左で働きが違うということは、よく知られている。左脳は「言語脳」などとも呼ばれ、言語や論理的な思考などをつかさどる。これに対して、右脳は「イメージ脳」とも呼ばれ、直感や...
自分のために働いている人への想いがなければ、料理の味は分からないと言った人がいる。なるほど。家庭料理の良さはそのあたりにあるのかもしれない。
がんという病気には「先祖返り」という側面がある。劣悪な体内環境に適応することを迫られた身体が危機に対処するために、ある条件下でミトコンドリアによる抑制を解除し、約20億年前の古代細...
友人の学習塾を手伝って週に一度、中学生に国語を教えている。夜の授業ということもあり、夏は教室に虫が入ってくる。特にここ数年は新型コロナウイルス対策として、換気のためにドアや窓を開け...
幸せが分からなくなった、という声をよく耳にする。今日一日をどうやって生き延びるか、という状況では、そんなことを考える余裕はなかっただろう。衣食住が足りて、はじめて幸せが問題になって...
小沢俊夫さんの『昔話の扉をひらこう』という本を読んでいたら、欧州の昔話には魔法や魔法使いが出てくるけれど、日本の昔話には見当たらないという指摘があって、なるほどと思った。ぼくたちが...
いまから50億年後くらいには、地球は燃え尽きて白色矮星となった太陽にのみ込まれてしまうらしい。そのはるか以前に人類は絶滅しているだろう。「滅びの日」は近いと感じている人も多いようだ...
クロード・レヴィ=ストロースが『構造人類学』のなかで、まじないや呪詛によって実際に人が死ぬということがどういった心理・生理的メカニズムによって起こるのかを、別の人の研究に依...
正常値や基準値というものを、やたらと気にかける人がいる。例えば収縮期血圧は115以下じゃなきゃいやだという人。いったいどこから120とか130とかいう数値を割り出してくるのだろう。
社会全体が性の多様性に対して敏感になり、LGBT(性的少数者)といった用語も米巨大IT企業を指すGAFAや持続可能な開発目標のSDGsと同じ位一般的になっている。L...
ぼくたちが知っている文明というものは、人々の欲望に応えるために進歩してきた。人はいろんな欲望や欲求をもっている。長生きしたい、おいしいものを食べたい、貧乏をしたくない、暑いのも寒い...
歳をとるにつれて、前にも増して医者や薬を避けるようになった。病院にはできるだけ近づかない、薬は極力飲まない方針である。ぼくはB型慢性肝炎、医学的にいうとB型肝炎ウイルス持続感染者な...
ジョン・レノンの正式な名前はジョン・ウィンストン・レノン。彼が生まれた当時、英国首相を務めていたウィンストン・チャーチルにあやかったらしい。ジョンという名前も聖書のヨハネからきてい...