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[ 医療・健康・食品 ]
(2015/12/22 05:00)
米穀販売の大黒屋商店(新潟県妙高市、金子洋一社長、0255・72・2220)は、海外向けすし専用米の輸出を拡大する。2015年の輸出量は合計15トン程度だが、16年は倍増の30トン以上を目指す。政府は環太平洋連携協定(TPP)の関税引き下げ効果を生かし、味や品質に優れる日本農産物輸出を支援強化する方針を打ち出している。すしブームを追い風に、海外すし店舗に日本産米の味をアピールする。
輸出するすし専用米「笑みの絆」は、農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターが開発した。コシヒカリなどに比べ粘りけが少なくシャリ切りが良く、酢もなじみやすいのでにぎりずしに向く。
海外のすし店は原料米に現地米を使用したり、粘りけを減らすため古米を混ぜて提供するところが多い。水加減でべちゃべちゃしたり、古米を混ぜた場合は特有のにおいも問題になる。専用米で新鮮なネタとシャリによる日本食のイメージ向...
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(2015/12/22 05:00)
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