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[ エレクトロニクス ]
(2015/12/22 05:00)
東芝は21日、国内5800人を含め内外で1万600人の削減・再配置を柱とする構造改革計画を発表した。パソコン・家電事業については国内の開発拠点を閉鎖し、海外工場も売却する。同事業で内外約6800人を削減する。2016年3月期連結決算の当期純損益は5500億円の赤字と過去最大の赤字を見込む。注力分野に位置付けてきたヘルスケア事業の子会社も売却する方針で、半導体メモリーと電力インフラに集中し経営再建を急ぐ。(トピックスに「深層断面」)
同日都内で会見した室町正志社長は「”新生“東芝として再生するため、必要な構造改革を15年度中に断行する」と強調した。本社機能のスリム化を狙いにスタッフ部門で約1000人を削減することも発表した。16年3月期に計上する構造改革費用は2600億円となる見込み。
不適切会計の影響で公表が遅れていた16年3月期連結業績予想については、売上高が6兆2000億円(前期比...
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(2015/12/22 05:00)
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