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脳卒中のリハビリ治療に「HAL」活用−筑波大とサイバーダイン、治験計画届を来月提出

(2016/2/8 05:00)

筑波大学は同大学発ベンチャーのサイバーダインと連携し、医療用ロボット「HAL」を脳卒中のリハビリ治療用として治験を始める方針を明らかにした。3月をめどに医薬品医療機器総合機構(PMDA、日本の審査機関)に治験計画届を提出する見込みだ。筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィーに対して製造販売承認されている「HAL医療用下肢タイプ」をベース機器に使い、脳卒中治療への適応拡大を目指す。

歩行が難しい慢性期(回復期)の脳卒中患者を対象とする。HALは、すでに脳卒中のリハビリ治療用としてスウェーデンのカロリンスカ研究所と、ドイツのベルクマンスハイル大学病院で臨床試験が行われている。

HAL医療用下肢タイプは2015年11月に厚生労働省から製造販売承認を受け、16年1月には新規技術料としての保険適用が決まった。同製品が同じ原理で脳卒中治療に役立つと見て、適応拡大(すでに承認ずみの製品の治療対...

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(2016/2/8 05:00)

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