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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/4/27 05:00)
三菱自動車は26日、1991年から国内法規とは異なる方法で、燃費試験に使う走行データを計測していたことを明らかにした。実際の燃費にどれくらいの影響を与えるかは調査中で、結果次第では影響が拡大する可能性がある。一方、走行データを不正操作して燃費を良くみせていた軽自動車については、一部グレードに限り走行データを実測したが、他のグレードは机上で算出していたことも判明。偽装の実態が明るみになってきた。
同日会見した相川哲郎社長は「全容が分からないと顧客に十分な説明ができない」と話し、対象車や規模は明らかにしなかった。中尾龍吾副社長は「動機は調査中だが、作業時間の差が(短くできるということが)大きかったのでは」と語った。
燃費不正の対象となった軽自動車「eKワゴン」は、燃費が高いグレードだけ走行データを実測したが、四輪駆動など他のグレードは燃費が高いグレードの数値をベースにすべて机上で算出した。...
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(2016/4/27 05:00)
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