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(2016/4/28 05:00)
【福岡】JR九州は27日、熊本地震の影響で運休し、同日午後に全線運行を再開した九州新幹線について、「脱線防止ガード」設置箇所を増やすなどの安全策を強化すると発表した。計画している設置箇所の工事も前倒しする。脱線した熊本駅近くの区間は直近の地震活動記録がなく、活断層と路線が直交してないことなどから、脱線防止ガードを設置していなかった。
同日定例会見を行った青柳俊彦社長が明らかにした。
脱線から約2週間で復旧できた理由については、新幹線車体の耐震性が高かったことや構造物に致命的な損傷がなかったことなどを挙げた。そのほか地震により構造物が約150カ所損傷したが、通常の補修で対応でき、営業運転に支障はないという。
一方、4月1日から26日までの新幹線を含む鉄道部門の収入は新幹線運休などで対前年83・6%の148億円となった。同社は2016年秋の株式上場を目指すが、青柳社長は「上場を阻害する数字にはあたらない」との見解を示した。
(2016/4/28 05:00)
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