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[ 中小・ベンチャー ]
(2016/5/2 05:00)
(ブルームバーグ)仮想通貨ビットコインの生みの親として自らの意に反して約5カ月前に名前が報じられたオーストラリア人のクレイグ・ライト氏は、自身が開発者であることを明らかにした。英BBC放送が伝えた。
BBCによれば、ライト氏は自身がビットコインの原型ソフトウエアの開発者であることを裏付ける技術的な証拠を提示。ビットコインコミュニティーで著名な複数のメンバーがライト氏の主張を確認したという。ビットコインの考案者はこれまで「サトシ・ナカモト」という仮名で知られていた。
ワイアード、ギズモ-ド両誌は2015年12月、ライト氏がビットコインを考案した可能性が高いと、電子メールや削除されたブログ投稿や文書などを引用して報道。この時はメディアへのコメントを拒否し沈黙を保っていた同氏だが、数年間に及ぶ臆測を終わらせるため自ら名乗り出たとBBCに説明した。
ビットコインは09年に公表された。ライト氏は英誌エコノミストなどにも自身がビットコインの考案者であることを伝えているとBBCは報じた。
(2016/5/2 05:00)