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[ ロボット ]
(2016/6/7 05:00)
東芝機械は2016年度内をめどに中国で産業用ロボットの生産を始める。ロボットの海外生産は同社にとって初めてとなる。射出成形機などを手がける上海工場(上海市)の一部をロボット生産用に作りかえる。労働力不足などにより中国でロボット需要が急拡大する中、現地生産化で競争力を底上げし、電気・電子分野などの開拓を加速させる。また、為替変動リスクを低減することも目的。スタート時は月間100台程度を生産する計画だ。
射出成形機、ダイカストマシンなどの製造子会社「東芝機械上海」でロボットの生産を始める。15年にナブテスコに事業譲渡した油圧機器の製造スペース約500平方メートルが空いているため、この場所をロボットの生産に活用する。既存の設備を有効利用し、投資を数千万円程度に抑える。
生産能力は最大で月間200台程度。国内工場と合わせると能力は現状の倍近くになる見通しだ。
中国では人手不足や人件費高騰によ...
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(2016/6/7 05:00)
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