[ ICT ]
(2016/7/8 05:00)
(ブルームバーグ)米マイクロソフトのサティア・ ナデラ最高経営責任者(CEO)は、ケビン・ ターナー最高執行責任者(COO)が退社するのに伴い、上級幹部の大幅な刷新を発表した。
ナデラCEOは、ターナー氏の後任として新たなCOOではなく、幹部2人を指名し営業の職務を分割する。また両者とも自身の直属の部下とする。ナデラCEOが従業員に宛てた7日付のメモによれば、ジャンフィリップ・ クルトワ氏はグローバルセールス、マーケティング、オペレーションの責任者となる。これにはマイクロソフトが展開する13事業分野全てが含まれる。またジャドソン・ アルソフ氏は世界全体の商業事業を率いる。これには政府や中小企業が含まれる。
既にナデラCEO直属となっている複数の幹部もターナーCOOの職務の一部を担う。クリス・ カポセラ氏はマーケティングの世界責任者に、カート・デルビーネ氏はIT(情報技術)担当の責任者に、エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は営業・マーケティングチームの財務グループを担当する。
ターナーCOO(51)はマイクロソフトを退社し、米金融サービスのシタデルの証券部門のCEOに就任する。7日のシタデル発表によると、ターナー氏は短い移行期間を経て入社する。
原題: Microsoft’s Nadella Reshapes Top Management as Turner Leaves (1)(抜粋)
(2016/7/8 05:00)