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[ 機械 ]
(2016/8/22 05:00)
【名古屋】ジェイテクトは加工中の工作機械の状況を示すビッグデータ(大量データ)からトラブルの兆候をつかみ、加工品質の向上や保全を効率化するソリューションを11月にも提供する。データの蓄積・解析をクラウドのサーバーだけで作業するのではなく、工作機械に接続したモジュールでも分散処理する「エッジコンピューティング」の技術を活用する。11月17日開催の日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)で紹介するのにあわせて事業展開を始める予定だ。
ジェイテクトはこれに先立ち、工作機械を作る刈谷工場(愛知県刈谷市)でマシニングセンター(MC)や研削盤に各種センサーと解析用のモジュール「TOYOPUC―AAA」を設け、加工にかかわるビッグデータの収集・解析を始めた。一部の顧客でも実証をしている。
例えば、研削盤では砥石(といし)の状況、クーラントの温度などセンサーで捉えたさまざまな情報をTOYOP...
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(2016/8/22 05:00)
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