Ｊａｐａｎ Ｒｏｂｏｔ Ｗｅｅｋ ２０１６・紙上プレビュー（１）ＴＨＫほか

サービスロボットやロボット関連技術の専門展「ＪａｐａｎＲｏｂｏｔＷｅｅｋ（ジャパンロボットウィーク）２０１６」が１９日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。介護・福祉や医療、災害対策などのロボットを展示するほか、フォーラムなども開かれる。「第７回ロボット大賞」（経済産業省、日本機械工業連合会主催）の表彰式、合同展示のなどの企画も行われる。会期は２１日まで。主な出展者を紹介する。

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  ＴＨＫ

【３本指で物つかむロボ用ハンド／ＴＨＫ】

ＴＨＫは、ロボット用ハンド「ＴＲＸ＝写真」などを出展する。３本の指でさまざまな物体をつかむことができる汎用性をアピールする。ロボットが実際にＴＲＸで物体をつかむ実演を披露する予定。このほか、省スペースなアクチュエーターなどを取りそろえるロボット部品シリーズ「シード・ソリューションズ」も展示する。

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  三重木型製作所

【接触した物の情報検出センサー／三重木型製作所】

三重木型製作所（三重県四日市市）は独自開発した柔らかいロボット外装（写真）と組み合わせるセンサー「接触検出装置」を目玉として展示する。同センサーはマイコン制御で人や物と接触した情報を検出でき、接触した力の強弱も判断する。人と共存するロボットに必要な技術として、サービス、産業用ロボット双方への採用を目指す。

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  双葉電子工業

【ラジコンの技術無人機向け応用／双葉電子工業】

双葉電子工業は、ホビーラジコンで培った技術を基にロボット・無人機用に開発したアクチュエーターと無線操縦機を出展する。「ＡＪ９ＤＡシリーズ＝写真」は、同社で定評のあるコマンド方式を採用。高トルク化を実現し、大型機への応用を狙う。また、防塵防水対応の周波数２・４ギガヘルツ送信機「ＦＭＴ―０３」も展示する。

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  東京センサ

【「静電容量センサ」体感デモ／東京センサ】

東京センサ（東京都江東区）は２０１７年度に量産予定の非接触センサー「静電容量センサ＝写真」を体感できるデモ機を展示する。同センサーは静電容量の変化を検知する。人体に対して無害で他の非接触型センサーに比べ安価にシステム構築できる。接触センサーと組み合わせＡＧＶ（自動搬送車）やサービスロボットへ普及を図る。