プレス技術１１月号／アルミ・アルミ合金の最新プレス成形技術

• 

日刊工業新聞社が８日に発売する「プレス技術１１月号」はアルミ・アルミ合金の最新プレス成形技術を特集する。難加工素材の一つであるアルミ・アルミ合金に焦点をあて、最新の加工技術と周辺設備を含めた要素技術を検証する。

自動車の燃費向上などを背景に部品の軽量化への要望は根強く、高張力鋼板や炭素繊維強化熱可塑性樹脂などに注目が集まっている。中でもアルミ・アルミ合金は新たな素材に比べて入手しやすく、軽量化や耐久性に優れるといった利点から活用が進んでいる。加工しやすい材料や加工技術の進化により、量産が可能になり、適用範囲が広がることで、欧米自動車メーカーに加え、国内自動車各社への採用も増えてきた。

特集ではアルミ・アルミ合金の技術、市場動向を踏まえつつアルミ成形技術の基本と潤滑油やシミュレーションなどの要素技術を解説。成形技術では電磁成形、熱間ブロー成形、温間成形、アルミ缶成形などを事例も交えて紹介する。プレス加工メーカーによる加工事例も掲載し、アルミ・アルミ合金成形技術を向上させるヒントを提供する。