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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/12/22 07:00)
ホンダは22日、米グーグルの持ち株会社アルファベットから分社化したウェイモと、自動運転技術の共同研究に向けた検討を始めたと発表した。研究内容の詳細は今後詰めるが、米国の公道で自動運転車の実証実験を行う。
ホンダは2020年頃に、高速道路での利用を見込んだ部分的な自動運転車の市販化に向けて開発を進めているが、グーグルと組んで完全自動運転車の事業性も検討する。
ウェイモのセンサーやソフトウエア、車載コンピューターなどをホンダの提供する車両に搭載し、実験する。
一般に自動運転の自動化レベルは4段階に分かれる。ホンダなど自動車メーカーが自動化レベルの1段ずつレベルを上げていく取り組みなのに対し、グーグルは始めから完全自動運転を目指しているとされる。これについてホンダ側は、「異なる技術アプローチで学べることがある」(広報)としている。
(2016/12/22 07:00)