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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/6/16 05:00)
1年前の雪辱を―。トヨタ自動車がフランスで17―18日に開かれる世界耐久選手権(WEC)の第3戦となる第85回ル・マン24時間レースに臨む。昨年は初勝利を目前にしながら残り3分でマシンがストップし、涙をのんだ。豊田章男社長も「最後の1メートル、1秒まで全力で戦う」と闘志を燃やす。
トヨタは1985年にル・マンに初挑戦し、これまで18回のうち2位が5回。今年は3台での参戦で、元F1レーサーの小林可夢偉選手らが7号車、昨年は優勝を目の前に失格となった中嶋一貴選手らが8号車に乗り込む。トヨタによると参戦するマシン「TS050ハイブリッド」はル・マンで勝つことを最優先に開発されてきたという。
5月には、ル・マンやF1モナコ・グランプリとともに世界3大レースと称されるインディアナポリス500マイル(インディ500)を佐藤琢磨選手が日本人として初制覇し、ル・マンへの注目度も例年以上に高まる。果たして勝利の美酒を味わうのは誰か。
(2017/6/16 05:00)