[ ロボット ]
(2017/7/30 05:00)
サッカーや災害救助などの競技を通じてロボット技術を競う国際大会「ロボカップ2017名古屋世界大会」が27日から30日の4日間、ポートメッセなごやと周辺で開かれている。
各種競技には海外約40カ国から研究者、大学生・大学院生約3000人が参加。熱戦を繰り広げた。4日間で10万人の来場者を見込む。
ロボカップは1997年に名古屋市で第1回が開かれた。「2050年までにサッカーのワールドカップチャンピオンに勝てる自律型の人型ロボットを作る」ことを目標に、会を重ねるごとに規模を拡大、ロボットの進化に貢献している。
競技はサッカーのほか、災害救助を想定したレスキュー、生活支援の@ホーム、工場の生産を高めるインダストリアル、11歳以上19歳以下ロボカップジュニアの計5競技。
参加者は各競技でロボットの性能を競う。競技に寄っては、同一の標準機(ロボット)で競うものもあり、その場合はソフトウエアのプログラミングで勝負することになる。
ロボカップの競技会場では、ロボット関連の展示会「ロボット技術・産業フェア」が併催されるほか、「からくり」や発明を展示する「世界青少年発明工夫展2017」なども行われている。
(2017/7/30 05:00)