[ ICT ]
(2017/8/15 17:00)
テスラで自律運転プログラム開発も
(ブルームバーグ)米アップルのソフトウエアの世界で伝説的な存在となったクリス・ラトナー氏は、再び同社のライバル企業に加わることになった。同氏は米アルファベット傘下のグーグルで、人工知能(AI)に取り組む。
ラトナー氏が14日、ツイッターで公表した。同氏は1月にアップルを退社後、テスラで自律運転プログラムの責任者を務めていたが、6月に同社を退社していた。ラトナー氏は10年余り勤務したアップルで人気のプログラミング言語「Swift」を開発し、有名になった。
ラトナー氏はグーグルの研究部門、グーグル・ブレーンに来週加わることを明らかにした。事情に詳しい関係者1人によると、同氏はそこでソフトウエア言語「テンサーフロー」に取り組む見通し。テンサーフローは、グーグルのAI向けプログラミングの手順を簡素化するためのシステム。
グーグルの広報担当者にコメントを求めたがこれまで返答はない。
(2017/8/15 17:00)