[ ICT ]
(2017/8/24 11:30)
(ブルームバーグ)米アマゾン・ドット・コムは、137億ドル(約1兆4900億円)規模のホールフーズ・マーケット買収計画について、米独禁当局から早期に承認を得た。テクノロジー企業の影響力拡大に対し米政府・議会は懸念を強めているが、アマゾンによる過去最大規模の買収を頓挫させるには至らなかった。
米連邦取引委員会(FTC)は、30日の審査期間内に同計画を承認した。23日のFTCの発表資料によると、買収が食料雑貨市場の競争を損なうことはないと判断した。
アルファベット傘下のグーグルやフェイスブック、アマゾンなどテクノロジー企業の影響力が大きくなり過ぎているとの懸念が高まっており、民主党議員はホールフーズ買収計画について、より徹底的な審査を求めていた。
トランプ大統領も8月16日のツイートで、「アマゾンは税を納めている小売業者に大きな痛手を与えている」と同社を名指しで批判していた。
(2017/8/24 11:30)