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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/8/31 16:00)
前CEOの倫理規定を一部破棄
(ブルームバーグ)米ウーバー・テクノロジーズの新最高経営責任者(CEO)に指名されたダラ・コスロシャヒ氏の最初の仕事の一つは、新たな企業理念を打ち立てることになる。
ウーバーの取締役会は、共同創業者で前CEOのトラビス・カラニック氏が数年前に作成した14の企業価値のリストを一部破棄した。このリストが従業員によってオフィスでの悪意ある行為を正当化するのに利用されたためだ。
倫理規定を書き換えることは、数カ月にわたり経営の混乱や広範な性差別疑惑、法的リスクの高まりなどに悩まされてきたウーバーで、自らの方針を定める象徴的な行為となる。
カラニック氏は30日午前のスタッフ会議で新CEOを従業員に紹介した。コスロシャヒ氏は冗談を交え、質問に応じた。会議を聞いた2人によると、上場についての質問に対し、同氏は恐らく18-36カ月以内で実施されるだろうと答えた。「当社が上場すべきだと私は考えている」と同氏は述べた。
カラニック氏は29日夜に電子メールで配信された声明でコスロシャヒ氏に歓迎の意を示した。カラニック氏はコスロシャヒ氏の「チーム作りへの深い情熱」を称賛し、「このような素晴らしいリーダーにバトンを渡すことほど喜ばしいことはない」と締めくくった。
(2017/8/31 16:00)