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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/13 12:00)
【ニューヨーク、シカゴ時事】神戸製鋼所によるアルミ・銅製品の性能データ改ざん問題で、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は12日までに、同社製品への影響調査を始めたことを明らかにした。
GMは声明で「あらゆる影響の可能性について調査を進めている。現時点ではそれ以上の情報はない」と説明した。
神戸製鋼はデータを改ざんした製品を約200社に出荷しており、トヨタ自動車や日産自動車など自動車業界に影響が広がっている。神戸製鋼は米市場への進出にも前向きで、昨年5月にはケンタッキー州に自動車向け製品の新工場を建設すると発表していた。
一方、米航空機大手ボーイングも12日までに声明を出し、神戸製鋼による性能データ改ざん問題を受け、自社製品への影響調査を始めたと公表。声明は「現時点で安全性に関わる問題は確認されていない」としている。
(2017/10/13 12:00)