[ ICT ]
(2017/12/28 13:30)
ミクシィの子会社「フンザ」(東京都渋谷区)が、運営するチケット転売サイト「チケットキャンプ(チケキャン)」で転売業者の不正販売を助長した疑いがあるなどとして、京都府警サイバー犯罪対策課は28日までに、電子計算機使用詐欺容疑でフンザや転売業者を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、捜索を受けた大阪市のチケット転売業者は、ジャニーズ事務所に所属するアイドルのファンクラブ向けサイトなどで、転売目的を隠して大量のチケットを購入した疑いが持たれている。
転売業者は購入したチケットをチケキャンに出品。フンザは業者に対し、売買成立時の手数料の額を引き下げるなどして優遇し、不正転売を助長した疑いがあるという。
フンザは兵庫県警からも商標法違反などの容疑で家宅捜索を受けている。ミクシィは27日、チケキャンを来年5月末で閉鎖し、事業から撤退すると発表している。(時事)
(2017/12/28 13:30)