[ ICT ]
(2018/1/5 10:30)
米アップルは4日、今週明らかになった半導体プロセッサーの脆弱性が全ての「マック」コンピューターと、「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」など_iOS端末に影響すると説明した。ただ、ユーザーに影響を与えるセキュリティー上の弱点は見当たらないと強調した。
この脆弱性の問題は「メルトダウン」「スペクター」と呼ばれ、アップルによれば、同社はメルトダウンからアイパッドやアイフォーン、アイポッド・タッチ、マックのデスクトップとラップトップ、アップルTVを守るソフトウエアのアップデートを最近リリースした。「アップルウオッチ」は影響を受けていないという。
こうした修正が端末の性能を低下させるのではないかとの懸念があったが、アップルはメルトダウン対策はパフォーマンスの低下を招いていないとした。
同社は「サファリ」ブラウザーを「スペクター」から守るアップデートを向こう数日以内にリリースすると説明。これは同ブラウザーで2.5%弱の速度低下を招く可能性があるとした。(ブルームバーグ)
(2018/1/5 10:30)