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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/1/18 08:00)
仏ルノーのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)が退任の可能性を示唆した。ゴーン氏はルノーと日産自動車、三菱自動車の3社連合の強化に努めてきたが、現在の体制は一時的だと述べた。
ゴーン氏は17日、フランス議会の公聴会で3社連合の体制について「持続可能なものだとは思わない。ガバナンス面ではルノー、日産、三菱自がそれぞれ責任を負う方向に向かっていくだろう」と述べた。
ゴーン氏は昨年日産CEOの座を降り、ルノーCEOからも退任すれば2001年以降で初めて2社のいずれのCEOでもなくなる。同氏は3社連合での自らの将来的な役割は取締役会次第だとし、22年までの自らのビジョンが他の取締役と一致するかだと語った。
「このロードマップに私が貢献できるとの見方で一致すれば、続ける」としつつ、「ロードマップで合意できなければ停止することになる」と発言。複数の役職を兼任するのは厳しい挑戦だと続けた。(ブルームバーグ)
(2018/1/18 08:00)