[ 政治・経済 ]
(2018/1/24 15:30)
【ロンドン=時事】カナダのトルドー首相は23日、スイスで開幕した世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説し、環太平洋連携協定(TPP)11カ国が離脱した米国抜きで新協定「TPP11」に署名する運びとなったことに関して「とりわけ安倍(晋三)首相に感謝したい」と謝意を示した。
11カ国は東京都内で23日まで開催された首席交渉官会合で、署名式を3月8日に行う方針で合意した。トルドー首相は「東京で達成された合意は妥当なものだ」と歓迎。安倍首相の「並外れたリーダーシップ」が良い結果をもたらしたと評価した。
11カ国は昨年11月の閣僚会合で大筋合意。しかし、カナダなどの異論が残り、日本が署名に向けた調整に奔走した。
(2018/1/24 15:30)